気がつけば秋も中頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、ぐんだんです。
今週は中秋の名月も世間では話題となりました。
楽しまれた方もそうでない方もいるかと思います。
世間では「月見〇〇」なんて期間限定の商品が溢れているようです。
また、喜んでいる方々も少なくないようです。
こんな様を「月見に踊らされている」などと表現するそうですが、
季節を楽しめるのは悪いことではありませんよね。
とはいえ、
よく言われていることですが「月見〇〇」は大概卵が入っているだけで、
中身を見ると特別なことはなにもなかったりします。
あやかり商法の鏡のような存在。
そこで気がつきました。
僕の毎朝の朝食、あれは「月見かけごはん」だったということに。
踊らされるのではなく、踊ることができるのだと。
時刻は朝。
何も月見は夜だけのものではありません。
有明の月も紛れもなく月な訳です。
白米に卵を落として「月見」が成立。
立ち上る湯気が白んだ空を演出し、
その奥で霞んだ黄身はまさに名月残光。
醤油とごま油の暖色グラデーションはまさに朝焼け。
窓から朝の涼しい空気を取り込みながらがおすすめです。
季節を体感できる良いひと時ですね。
寒くなったら白米を「雪見」と呼ぶことにします。
おしまい