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FIFAワールドカップ2026が待ち遠しい

2026.03.10

こんにちは、サッカー担当のtamuです。

今年はスポーツイベントが目白押しで、先日のミラノ・コルティナ冬季五輪ではカーリングやスノーボードの選手たちがびっくりするようなプレーで楽しませてくれました。スポーツの世界は勝っても負けても恨みっこなし。最後に相手を称え合う姿は見習いたいものです。

巷ではWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が盛り上がりを見せていますが、私が注目するのは今夏開催される 2026 FIFAワールドカップです。今回はアメリカ・カナダ・メキシコの3カ国共催で、48カ国が参加する超大型スポーツイベントです。

前回大会記事ではVARやバイタルデータトラッキングを紹介ましたが、今回も選手たちの活躍やイベントの盛り上がりを裏で支える注目ポイントを紹介します。

進化するスタジアムのIoT化

最近のスタジアムは、単なる競技場ではなく巨大なIoTインフラ施設へと進化しています。 その代表例が、日本戦も開催されるテキサス州ダラスにあるAT&T Stadiumです。

アメリカンフットボールのダラス・カウボーイズの本拠地

スタジアムの収容人数は10万人、建設費約13億ドル(約2000億円、エスコンの3倍以上)。スタジアム内の通信インフラも桁違いで、5Gアンテナ約 2,300基以上、通信ノード約 850、ネットワークセクター約 670、敷設された光ファイバーは約33マイル(東京駅-つくば市くらいの距離)あり、スタジアム1つで都市レベルの通信網が構築されています。

試合時には約10万人のスマートフォンがスタジアムのネットワークに同時接続してSNS投稿、動画アップロード、ARアプリなどが同時に動くため通信量は TB(テラバイト)単位になるそうです。(出典

スタジアム中央に設定されている巨大スクリーンは幅約 49m、高さ約 22m、重さ約 540トンあり、ギネス記録だそうです。

臨場感が進化する映像技術

最近注目されているのが審判の胸に装着するウェアラブルカメラです。重量約90gながらカメラ仕様はフルHD、広角約160度の高性能。映像はリアルタイムでスタジアム→ 放送センター→ 世界中のテレビへ配信されます。小型カメラ、無線通信、リアルタイム映像処理、放送クラウドなどの技術が組み合わさって実現しています。

審判カメラの最大の特徴は「試合の中心からの視点」です。ファウルの瞬間、ゴール前の接触、選手との会話などを審判の視点で臨場感のある映像を届けることができます。

 

不正チケット転売とダイナミックプライシング

今回の大会で議論になっているのがチケット価格の高騰です。一部では決勝チケットが数千ドル以上になるとの予想も。

サッカー=26年W杯、60ドルの低価格チケット導入 批判受け

背景にあるのがダイナミックプライシングです。これは「需要」「対戦カード」「購入タイミング」などをAIで分析して価格を変える仕組みです。航空券やホテルで使われている仕組みですが、ECやイベントチケットでも導入が進んでいます。目的は「転売対策」「価格最適化」「収益最大化」などですが、ファンとしては行き過ぎた高騰は勘弁して欲しいです。

テロから守るセキュリティ

ワールドカップは世界最大級のセキュリティイベントでもあります。 数万人規模のセキュリティ人員に加えて一部会場ではロボドック(警察犬ロボット)も出動します。会場周辺では数千台のAI監視カメラが設置され、顔認証、ドローン監視、行動分析AIなどを駆使して不審者を監視します。

近年はテロよりもサイバー攻撃のリスクが大きいと言われており、対象となる電力インフラ、通信ネットワーク、チケットシステム、放送設備などは最高レベルのITセキュリティ対策が行われます。 

世界情勢は不安定ですが、万全のセキュリティ対策で無事に開催されますように。

放映権の争奪戦

スポーツイベントの裏側では、もう一つの戦い「放映権争奪戦」が行われています。現在行われているWBCはNetflixが独占配信権を獲得したため日本のテレビ局では放送されません。。理由は放映権料の高騰です。

今回のワールドカップはNHKと民放各社の頑張りで「ネット配信(DAZN)」と「テレビ放送(NHK・民放)」で放送・配信されます。

ですが、世界の大型スポーツイベントは配信プラットフォーム主体で放送されるケースが増えており、スポーツ中継はテレビ局のビジネスからIT企業の巨大コンテンツ争奪戦へと変化しています。

以上、今回もワールドカップを1.5倍楽しむ方法でした。
尚、グループリーグ日本戦の日程は以下となっております。(日本時間)
・オランダ戦  6月15日(月)05:00
・チュニジア戦 6月21日(日)13:00
・欧州プレーオフB(ウクライナ/スウェーデン/ポーランド/アルバニア)勝者戦  6月26日(金)08:00

以上。

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スポーツの秋、FIFAワールドカップ2022編

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